神奈川県相模原市の自宅で 80歳の妻の首を絞めて殺害したとして逮捕された83歳の夫が、 「介護に疲れていた」という趣旨の話をしていることが新たに分かりました。 殺人の疑いで逮捕・送検されたのは、相模原市中央区小山の無職、金井昇容疑者(83)です。 神奈川県警によりますと金井容疑者は先月25日から26日の間に、 自宅で同居する妻・澄子さん(80)の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。 その後の県警への取材で金井容疑者が妻を殺害した動機について 「介護に疲れていた」という趣旨の供述をしていることが新たに分かりました。 金井容疑者は澄子さん殺害について容疑を認めていて、 寝たきりの状態の澄子さんを介護していたことなどから、 県警は介護疲れによる犯行の可能性もあるとみて調べを進めています。