元NHKアナウンサーの塚本堅一さん(46)は2016年1月、違法薬物を所持・製造していた疑いで逮捕された。仕事のストレスを抱えている際に、「今で言う“危険ドラッグ”を『合法で同じような効果のものを作った』というサイトを見つけた」ことがきっかけだった。休日の朝、麻薬取締官が捜査にやってきて、事の重大さに気づいたという。 逮捕から1カ月後、罰金50万円で釈放となったが、事件とは関係のない報道やバッシングが、その後の生活を阻んだ。逮捕から9年、塚本さんは現在、薬物だけではなく飲酒やギャンブルなど、依存症の予防教育アドバイザーとして、各地での講演活動を行っている。『ABEMA Prime』では、塚本さんとともに、犯罪者の「社会復帰の壁」や、世間の“叩かれて当然”という風潮について考えた。