大久野島でウサギを傷つけた疑いで逮捕された25歳の男について、広島地検呉支部は3日、ウサギ5匹に暴行を加えたとして起訴しました。 25歳の男は竹原市の大久野島で1月9日と2月21日、ウサギ5匹に暴行しそのうち少なくとも1匹を殺した動物愛護法違反の罪に問われています。 起訴状によりますと、男は現行犯逮捕された2月21日に、ウサギ1匹の左後ろ足を掴んで骨折させると、別の2匹の口の中にハサミの刃を入れて回転させたうえ、別の1匹の胸と腹のあたりを蹴って殺したということです。 男は警察の取り調べに対し「リアクションが見たかった」「去年10月下旬から何回か蹴った」と供述していました。 環境省によりますと大久野島ではこれまでに99匹のウサギが不自然に死んでいます。