車が群衆に突っ込み2人死亡、容疑者逮捕 ドイツ

【AFP=時事】ドイツ南西部マンハイムで3日午後12時15分ごろ、カーニバルマーケットを訪れていた多数の歩行者に男が車で突っ込み、2人が死亡、11人が負傷した。警察は、ドイツ人の男(40)を逮捕し、故意に車を暴走させたとの見方を示している。 バーデンビュルテンベルク州のトーマス・ストローブル内相は、容疑者はライン川を挟んでマンハイムの対岸、ラインラントプファルツ州ルートウィヒスハーフェン在住の男だと説明。捜査当局によれば、過激派や宗教に影響を受けた兆候はないという。 一方、検察は、精神疾患を患っている「具体的な兆候」があるとの見解を明らかにした。 当局は、容疑者が逮捕される際に空砲のピストルを自身の口に向けて撃ち、治療を必要としているとの報道内容を認めた。容疑者の状態は安定しているが、警察はまだ取り調べを開始できていない。 検察官によれば、容疑者は以前にも有罪判決を数回受けており、2018年には「ヘイトスピーチ」で罰金を科されている。【翻訳編集】 AFPBB News

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