宿泊施設でMDMAや指定薬物を所持したとして、大阪府警西署は5日、麻薬取締法違反などの疑いで、大阪ガスの子会社「Osaka Gas USA」幹部のヒリアード・クインシー・キャメロン容疑者(40)を逮捕した。 「そのような薬物を持ったことはありません」と否認しているという。 逮捕容疑は昨年10月下旬、大阪市西区の宿泊施設でMDMAの錠剤2錠と指定薬物が含まれた液体入りのカートリッジなどを所持した疑い。 西署などによると、宿泊施設で同容疑者と女性客がもめるトラブルがあり、110番で駆け付けた警察官が防犯カメラを確認したところ、エレベーターホールで何かを隠すような姿が映っていた。その後、小物入れに入ったMDMAなどが見つかったという。 大阪ガスは「グループ会社社員が逮捕されたことは誠に遺憾。事実関係を確認し厳正に対処する」とコメントした。