大分市の官製談合事件 福祉保健部の幹部職員2人を書類送検へ 業者の男が容疑を認める

大分市の幹部職員らが2月逮捕された官製談合事件。警察が新たに別の幹部職員2人を書類送検する方針を固めたことがわかりました。また、当初否認していた業者の男が容疑を認めていることもわかりました。 この事件では2022年7月に行われたごみ収集運搬業務を巡る指名競争入札で予定価格を漏らして、近い価格で落札させたとして大分市の元環境部長(61)ら職員3人と、ワールド建設の元監査役、早川幸治郎容疑者(68)が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕されています。 早川容疑者は部落解放同盟大分支部長を務めています。 今回の事件を巡り、新たに福祉保健部の幹部職員2人が当時、早川容疑者への予定価格の漏えいに関わった疑いが固まったとして、警察が近く2人を官製談合防止法違反などの疑いで書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材でわかりました。 また、早川容疑者は調べに対し当初「市側が勝手に漏洩してきただけ」などと否認していましたが、その後、容疑を認めているということです。

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