去年、愛知県瀬戸市の「せともの祭」に来ていた13歳の少年に暴行を加え、鼻の骨を折る重傷を負わせたなどとして、不良グループのメンバーが逮捕されました。 逮捕・送検されたのは、不良グループのメンバーで春日井市に住む18歳の作業員の男です。 警察によりますと男は去年9月、瀬戸市の「せともの祭」に来ていた13歳少年の顔や腹に殴る蹴るの暴行を加え、鼻の骨を折る重傷を負わせるなどした疑いが持たれています。 グループの別のメンバーが少年とトラブルになり、男がナイフや鉄パイプを持って駆け付けたということで、少年に「どうやって落とし前つけるんだ」「1人10万円払え」などと脅したということです。 男は警察の調べに対して仲間が鉄パイプで殴ったことは認めた一方、「ナイフは持っていない。金を出せと言ったかはっきり覚えていない」などと容疑を一部否認しています。警察は不良グループの壊滅に力を入れていて、去年1月以降7つのグループのメンバー80人を検挙しています。