去年9月、神奈川県横須賀市で起きた死亡事故で、車を運転していた在日アメリカ海軍の兵士が起訴されました。 過失運転致死の罪で在宅起訴されたのは、在日アメリカ軍・横須賀基地に所属する旗艦「ブルーリッジ」の2等兵曹、ヤノス・ジェイデン・エドウィン被告(22)です。 起訴状などによりますと、ヤノス被告は去年9月、横須賀市の国道で車を運転中に右折禁止の交差点を右折して、対向車線を直進してきたバイクと衝突し、バイクに乗っていた会社員の伊藤翼さん(当時22)を死亡させた罪に問われています。 日米地位協定では、公務中ではない兵士が起こした事件や事故では日本の警察が容疑者を現行犯逮捕することができますが、ヤノス被告は現場に来た憲兵隊に連れられて、警察の事情聴取を受けずに基地に戻っていました。