内縁関係だった男性を全裸でベランダに閉じ込め低体温症で死亡させたなどとして、監禁致死などの疑いで逮捕された女が6日送検されました。男性の上半身には複数の傷があったことが新たに分かりました。 送検されたのは長崎県諫早市宗方町に住む54歳の無職の女です。 女は2022年1月、長崎県波佐見町の2階建て集合住宅の1室で、同居していた当時40代の男性の鼻を刃物で切りつけたほか、2022年2月には全裸の男性を2階のベランダに閉じ込め、低体温症により死亡させた疑いが持たれています。 警察は5日、女を監禁致死などの疑いで逮捕し、6日長崎地検佐世保支部に身柄を送りました。 女を知る近隣の住民はー Q、こんにちはとか挨拶は? 「したことない」 Q、人付き合いは? 「人付き合いはない。ブスーってムーってしたような感じ」 女は警察の調べに対し「私は何もしていません」と容疑を否認しています。 男性は低体温症で死亡しましたが、男性の上半身には複数の傷があったことが、関係者への取材で新たに分かりました。 警察は男性の同僚らの証言などから、女が日常的に男性に暴力をふるい精神的に抑圧していたとみており、動機や当時の状況について慎重に捜査を進めています。