”オレオレ詐欺”で男2人逮捕 商業施設のトイレで現金受け渡し

直方市に住む高齢女性から現金120万円をだまし取ったとして詐欺グループに所属する男2人が逮捕されました。 商業施設のトイレで回収した金の受け渡しを行おうとしていました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは住居不定・無職の中村将大容疑者(27)と大川市の無職近藤幸輝容疑者(25)です。 警察によりますと、中村容疑者と近藤容疑者は今年2月、直方市に住む85歳の女性から息子を装うかけ子役と共謀して、現金120万円をだまし取った疑いがもたれています。 近藤容疑者は被害者から金を受け取るいわゆる受け子役で、女性から現金120万円を受け取ったとみられます。 その後博多駅近くの商業施設のトイレで中村容疑者に現金を引き渡そうとしていたところ、張り込んでいた警察官が2人を逮捕しました。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 また、福岡県と佐賀県で中村容疑者らの詐欺グループが関わっているとみられる詐欺事件が20件以上発生しており、被害額は約3900万円に上ると見られています。 警察が余罪について調べを進めています。

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