東京・府中市でカメラが捉えたのは、ピンク色のタートルネックセーターを身にまとい、捜査員に連れられる男。 キャバクラ店「ポコパコピコのがま口」のオーナー・藤宗力容疑者(78)と、同じくピンク色のフリースを着た店長のナガイ・ウドム容疑者(60)は2025年2月、就労資格のない30代のタイ人男女2人を店の従業員として働かせた疑いが持たれています。 2017年から約7年に渡り、無許可でキャバクラ営業を続け、5610万円ほど売り上げていたという「ポコパコピコのがま口」。 これまでに従業員として430人を雇用していたといいますが、なんとそのほとんどが、観光ビザなどで就労資格がないとみられるタイ人。 2人はなぜタイ人ばかりを雇用し続けていたのでしょうか。 調べに対し、オーナーの藤宗容疑者は「日本人の女の子が集まらなかった」と供述。 一方、店長のナガイ容疑者は「私が短期滞在の従業員をタイ王国から『ポコパコピコのがま口』に呼び寄せていたことに間違いありません」と話し、2人は容疑を認めているということです。