埼玉県の太陽光発電所から銅線ケーブルが盗まれた事件で、逮捕されたカンボジア人の男2人が、警報装置がない場所から侵入していたことが分かりました。下見をしていた可能性があります。 テック・テエア容疑者(26)ら2人は去年10月、仲間と共謀し、寄居町の太陽光発電所から銅線ケーブルおよそ560メートルを盗んだ疑いが持たれています。 テック容疑者らは夜間に金網を破って侵入していましたが、その後の関係者への取材で、2人が警報装置が設置された場所とは反対側にある山の中を通って敷地内に侵入していたことが分かりました。 警報装置は複数あり、人が侵入するとアラームが鳴るもので、警察は2人が事前に下見をして防犯状況を把握していたとみて調べています。