鹿児島県のうそ電話・SNS詐欺被害は1月だけで1億7000万円超 急増している手口は「自動音声ガイダンス」

うその電話やSNSによる県内の詐欺被害が1月だけで1億7千万円を超えています。だまされないために手口を紹介します。 1カ月ほど前、県内の60代男性のもとに「総合通信局」という会社から着信がありました。 音声ガイダンスで「携帯電話があと3時間で止まる。止められないようにするためには1の番号を押してください」と流れ、男性が1を押すとー。 警視庁サイバー局の佐田と名乗る男につながりました。 「あなたの電話番号が犯罪や闇バイトの募集に使われていて、もうけの1割があなたに流れている。あなたも容疑者だ」などと言われ、ラインでのやり取りを指示されます。 すると「佐田」からラインで逮捕状の画像とともに、「お金を振り込まないと逮捕することになる」とメッセージが送られてきたため、男性は指示された口座におよそ100万円を振り込んでしまったということです。 警察や検察がSNSで警察手帳や書類の画像を送ったり事情聴取したりすることは絶対ありません。 県警によると最近、自動音声ガイダンスで誘導する手口が増えていてお金の振り込みを指示されたら詐欺を疑い、警察や家族に必ず相談してください。

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