大阪府茨木市の住宅街で迷惑行為を続ける男をめぐり、吉村知事が「警察で法と証拠に基づいて対応してほしい」と述べたうえで、「何とか解決の道が探れたらと思う」とも言及しました。 茨木市の無職・大堀睦明容疑者(63)は道路に自転車を放置し、車の交通を妨げた疑いで今年2月21日に逮捕され、勾留されています。 大堀容疑者をめぐっては、日中の住宅街で「出てこいや!文句があったら出てこいや!〇、おいお前〇〇、お前らな恥ずかしいと思わんか〇〇バカモノ!ハゲ!ふん!」などと個人名を挙げて暴言を吐いたり、 深夜・早朝に軍歌を大音量で流したりしたほか、一連の行為を指摘した近隣住民に対して「クソババア」「はよ死ね」などと目の前で暴言を吐く様子が、動画記録で確認されています。 “迷惑行為”は約8年間続いているということで、3月5日には大阪府警の岩下剛本部長も議会で「厳正に取り締まる」などと述べていました。 こうした状況の中、吉村知事は7日、「報道を見たが、やはり少しひどいなと思った。個別案件に対して、大阪府知事が言及するのはよくないので、警察において適切に法と証拠に基づいて対応してもらいたいと思う」などと述べました。 重ねて「(住民らが)困っているので、何とか解決の方向に道が探れたらなと思う」と言及しました。