8日未明、妻の腕を複数回殴った疑いで42歳の男が逮捕されました。 妻は「日頃から暴言や暴力があった」と話しているということです。 傷害の疑いで逮捕されたのは、福岡市城南区長尾の会社員の男（42）です。 男は8日午前1時半頃、城南区の自宅で妻である自営業の女性（45）の上腕部を拳で複数回殴打するなどの暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。 警察によりますと、8日午後9時頃、自宅でゲームをしていた子供たちが喧嘩をはじめたため、女性が「喧嘩をやめろ」と注意しました。 するとそれを聞いていた男が「お前がやっている仕事をやめろ」「儲かっていない」などと言ったことから、子供を巻き込んだ夫婦喧嘩になったということです。 男は怒っていったん家を出て行きましたが、およそ3時間経った午前1時半頃に戻って来て、「起きているやろう」「話は終わっていないぞ」などと言って、寝室で休んでいた女性を起こしました。 その後、再び口論となる中で、男が女性の上腕部を拳で複数回殴ったということです。 男は取り調べに対し、「妻の上腕部を手で殴ったのは間違いない」と容疑を認めています。 女性の腕にはあざができていて、「日頃から暴言や、たまに暴力もあった」と訴えていて、警察はDVの疑いについても詳しく調べています。