堺市南区で去年4月、自身が経営するパブに火をつけたとして、男が逮捕されました。男は火災の後、保険金を請求していたということです。 非現住建造物等放火の疑いで逮捕された、岸和田市の自営業、津田真吾容疑者(53)は去年4月、堺市南区のビルに入るパブに火をつけた疑いが持たれ、警察に対し「放火はしていません」などと容疑を否認しています。 警察によりますと、パブは津田容疑者の経営で、営業終了後の午前1時前に出火し、ソファなど約3平方メートルが燃え、けが人はいませんでした。 ビルには当時、津田容疑者しかおらず「事務仕事をしていたら火災報知器が鳴った。店舗フロアは煙が充満していた」などと説明していました。 津田容疑者は火災後、店にかけていた保険金の請求をしていたといい、警察は動機などを詳しく調べています。