老人ホーム入所者の首を絞めたか 殺人未遂容疑で職員を逮捕 北九州

北九州市若松区の有料老人ホームに入所していた男性(93)の首を絞めて殺害しようとしたとして、福岡県警若松署は10日、施設職員だった遠賀町田園2のパート、末広誠容疑者(51)を殺人未遂容疑で逮捕した。「うるさかったので静かにさせるために首を絞めた。殺すつもりはなかった」と容疑を否認しているという。 逮捕容疑は2024年12月4日午後6時10分~5日午前0時35分ごろ、当時勤務していた有料老人ホームで、殺意を持って入所者の男性の首を手で締め、全治約2週間のけがをさせたとしている。 同署によると事件後、施設から「入所中の男性が首にけがをしている。職員の一人が首を絞めたようだ」と通報があり、施設内の防犯カメラの映像などから容疑者を特定した。事件当時、末広容疑者は夜勤中で、男性は一人部屋に入所していたという。【山口響】

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