「覚醒剤」に加え3Dプリンターで製造する「ゴーストガン」まで売買され…アメリカで顕在化する「アウトロー空間」

'24年12月18日、全米一の治安の良さを誇り、グーグル、アップル、メタ(フェイスブック)などのIT企業が拠点とするシリコンバレーの中心地で19歳の少年が逮捕された。 容疑は、独自に銃を製造し、それをSNS上で販売していたこと。容疑者は、その銃の威力や操作性の良さを得意げに披露していた。 アメリカではこうした違法な品をSNS上で売買するケースが後を絶たない。同年6月には、鎮痛薬「フェンタニル」や、覚醒剤「メタンフェタミン」など数千錠を大規模に売買していたとして、コロラド州の26歳の男性が逮捕されている。 違法売買が急増する背景には、イーロン・マスクがX(旧:ツイッター)を買収した影響がある。最新テクノロジーに詳しいニュース編集者の上田裕資氏が解説する。

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