「シャブ買うならカマ」と言われた大阪・西成区が10年で大激変。違法薬物の逮捕者は362人→37人に激減。その背景を紹介

「日本三大ドヤ街」の一つ、大阪市西成区の釜ケ崎。YouTubeなどで「治安が悪い」イメージがふりまかれる一方、近年は違法露店や覚醒剤の密売も激減した。 その背景には、2013年にスタートした大阪市による西成特区構想がある。それから10年余りを経て、何が変わったのか。新著『西成DEEPインサイド』から、一部を抜粋・編集して紹介する。 ■橋下元市長が始めた「えこひいき政策」 「日本が抱える問題の縮図」とも評される釜ケ崎。2013年に大阪市による西成特区構想がスタートし、行政と警察が不法投棄の防止や薬物事件の摘発、通学路の安全対策に取り組んできた。どう変わったのか。

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