テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」は12日、前日に東京・高田馬場駅近くでSNSの生配信中に女性が刺された事件を取り上げた。殺人未遂の現行犯で逮捕された男は生配信で女性の居場所を特定した旨の供述をしていることなどを伝え、動画の生配信によるリスクを紹介。コメンテーターの玉川徹さん(62)は実体験を交えて危険性を訴えた。 昨年、出演するラジオ番組のスタッフとともに横浜で船をチャーターして釣りに出掛けたという玉川さん。「港に戻ってきたら、釣り船店の店員さんが『ちょっと降りないでください。変な人来てますよ』と。『今テレビに出てる人、ここに来てるでしょ』って男の人が来てるからちょっと待ってくださいと」と当時の様子を振り返り、その後、車を横付けするなど注意を払って帰ったことを明らかにした。 「なんでこんなことが起きたのかなと思ったら、パーソナリティーの方が、船が出発する前にインスタあげたんですよ。それに釣り船の屋号が写ってたんですね。それで来たっぽいんですよ」と語り、「それ以降は終わった後にあげるように変えたんですよ」と続けた。 「危ないですよ。もしかしたら、その人は好意的だったかもしれないけど、分からないじゃないですか。そうすると、危険性の方を考えざるを得ない」と強調した。