フィリピン前大統領が「突然の拘束」、麻薬撲滅戦争の罪問われ国際刑事裁判所に現政権が協力した訳

フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ前大統領が2025年3月11日、香港から帰国したマニラ国際空港で逮捕された。 2016年6月〜2022年6月の任期中、強力に進めた「麻薬撲滅戦争」で多くの人が司法手続きを経ずに殺された超法規的殺人が「人道に対する罪」に当たるとして国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を発付し、国際刑事警察機構(ICPO)が指名手配していた。 これを受けてフィリピン国家警察が身柄を拘束した。マルコス政権はさらに同日中に、ICCの本部があるオランダ・ハーグへ向けてのチャーター機にドゥテルテ氏を乗せた。

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