ドゥテルテ前大統領がオランダに到着 フィリピンでの“麻薬戦争”をめぐりICCが逮捕状

フィリピンでのいわゆる“麻薬戦争”をめぐり、逮捕されたドゥテルテ前大統領がICC=国際刑事裁判所の本部があるオランダに到着しました。 ドゥテルテ前大統領は「麻薬戦争」と呼ばれる強硬な取り締まりをめぐってICCから逮捕状が出され、11日、滞在先の香港から帰国した直後にマニラの空港で逮捕されました。 ロイター通信によりますと、ドゥテルテ氏を乗せた飛行機は11日夜、空港を出発。UAE=アラブ首長国連邦のドバイを経由した後、日本時間13日午前1時ごろにICCがあるオランダのロッテルダム空港に到着しました。 ICCは11日、ドゥテルテ氏が2011年11月から2019年3月までの7年あまりの間に人道に対する犯罪に関わった疑いがあるとして、逮捕状を出したことを明らかにしていました。 ドゥテルテ氏は今後、ハーグにあるICCの拘置施設に移され、予審裁判部での公判前手続きなどが行われる予定だということです。

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