山口県宇部市で、同居していた母親が死亡したにも関わらず遺体を放置した疑いで、51歳の息子が逮捕されました。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、山口県宇部市東岐波の派遣社員・中村正見(まさみ)容疑者(51)です。 中村容疑者は、同居している母親の中村由美子さん(当時75)が死亡したにも関わらず、今月9日から12日までの間遺体を放置した疑いが持たれています。 中村容疑者は、木造2階建ての住宅に由美子さん・男の兄弟と3人で暮らしていて、12日午後、由美子さんが寝室で亡くなっているのを発見した兄弟が119番通報をしたことで事件が発覚しました。 由美子さんは布団の中で仰向けの状態で倒れていて、目立った外傷はないということです。 警察の調べに対し中村容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。 警察は、由美子さんの司法解剖を行い死因を特定するとともに、中村容疑者の犯行動機について詳しく調べています。