全国の性風俗店に女性を斡旋したとして摘発を受けた巨大スカウトグループ「アクセス」を巡る事件で、警視庁の特別捜査本部はデリバリーヘルス(派遣型風俗店)やソープランドに女性を斡旋したとして、職業安定法違反の疑いで、アクセス運営担当の生駒矩子容疑者(32)=和歌山県橋本市学文路=と幹部の川延拓海容疑者(27)=名古屋市中区丸の内=を逮捕した。黙秘している。 同庁保安課によると、川延容疑者は1カ月で約120万円の報酬を得ることもあったという。生駒容疑者はアクセストップが逮捕された後、メンバーに解散を指示し、逃走を促すメールを個別に送信。アクセスの構成員約300人のうち、約40人は女性とみられる。 生駒容疑者の逮捕容疑は令和5年2月、当時19歳の女性を東京都町田市内のデリヘルに斡旋したとしている。