親戚の少年を脅し、現金200万円を要求したとして掛川市に住む20代の夫婦が逮捕されました。2人は第三者を介して、少年をおびき出したと見られています。 恐喝未遂容疑で逮捕されたのは掛川市上張に住む建設作業員の男（26）と無職の女（21）の夫婦で、2024年12月8日、同市内で親戚の少年に対して「無視してんじゃねぇよ」「今からお前をボコボコにしてやるから」などと脅した上、現金200万円を要求した疑いです。 警察によりますと、2人は少年に代わって建て替えた金の返済を求めて恐喝したと見られ、今回の事件の際は第三者を介して少年をおびき出したことがわかっています。 また、2人は同年10月下旬から12月上旬にかけても複数回にわたってメールで同様の要求をしていました。 被害は事件直後に少年が通報したことで発覚しましたが、親戚関係にあることから被害届の提出をためらっていたため、逮捕に時間を要したということです。 警察は共犯事件であることから2人の認否を明らかにしておらず、今後は実際にどの程度のお金のやり取りがあったのかも含め事件に至った経緯を調べています。