静岡県警は、女性用下着を盗んだほか、住宅に侵入したとして逮捕・起訴された巡査長の男を停職6か月の懲戒処分としました。 静岡県警が2025年3月13日付で停職6か月の懲戒処分としたのは、裾野警察署地域課に勤務していた巡査長の30代の男です。 男は2022年3月、静岡県御殿場市内の住宅2軒に侵入し、女性用の下着8点を盗んだほか、2024年1月にも同じ住宅に侵入したとして、2025年3月13日までに逮捕・起訴されています。 県警監察課によりますと、男の過去の勤務や私生活で知りえた人の住居で犯行に及んだということです。 これまでの調べに対し男は「自己の欲求を満足させるため」などと供述し、「反省しています」と容疑を認めているということです。 男は辞職を申し出て、3月13日付で退職しています。 県警の日吉知洋警務部長は「県民の皆様に改めて深くお詫び申し上げます。職員に対し実効のある指導・教養を行い、再発防止を徹底し、県民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。