在任中の「麻薬戦争」をめぐり逮捕されたフィリピンのドゥテルテ前大統領。麻薬の強硬な取り締まりで、密売人ら6000人以上が犠牲となったことへの「人道に対する罪」の疑いで、ICC(=国際刑事裁判所)が逮捕状を出していた。 ICCの本部があるオランダへの移送の道中、飛行機内で撮影されたとみられるドゥテルテ氏の国民へのメッセージが公開された。 「国民のみなさん、私はもうすぐ着陸します。過去に何が起こったとしても、私はあなたたちを守ります。これは長い法的手続きとなるでしょう。みなさん、私は祖国に奉仕し続けます」(フィリピン ドゥテルテ前大統領) 12日、オランダ・ハーグに向けて出国したドゥテルテ氏。今後は、ハーグにある拘置所に収容され、数日以内にICCに出廷するとみられている。(『ABEMAヒルズ』より)