イスラエルへの抗議デモに参加したとして新たに学生を逮捕 ガザ地区侵攻巡り

パレスチナ自治区ガザ地区への侵攻を巡って、アメリカ・コロンビア大学でイスラエルへの抗議デモに参加したなどとして、14日、新たに学生1人が逮捕されました。抗議活動による逮捕者は2人目となります。 コロンビア大学でのイスラエルのガザ侵攻に抗議するデモを巡っては、活動を主導したとして元大学院生のマフムード・カリル氏が逮捕されています。 アメリカの国土安全保障省は14日、新たに、活動に参加していた学生を逮捕したと発表しました。この学生は、学生ビザ失効後も不法に滞在していたということで、抗議活動に関わる逮捕者は今回で2人目となります。また、アメリカ司法省は、コロンビア大学での抗議活動がテロ犯罪にあたるかどうか捜査しているとしています。 政府からの圧力が強まる中、大学の周辺を練り歩きながら拘束に反対する抗議デモが行われました。 抗議デモの参加者 「私は抗議することを許可してくれるようにお願いしたい。私たちは誰にも危害を加えていない、ただ声をあげているだけだ。しかし、彼らはそれを危険視しているのです」 ニューヨークでは13日にも、親パレスチナ派のデモ隊がトランプタワーのロビーを一時占拠するなど、抗議の声が相次いでいます。

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