会社の後輩の男性を殴るなどして重傷を負わせたとして、兵庫県警甲子園署は21日、傷害の疑いで、伊丹市の会社員の男(25)を逮捕した。 逮捕容疑は1月8日午前9時15分ごろ、西宮市内の解体作業現場で、会社の後輩の男性(24)の腕をバールで複数回、頭を拳で1回殴った上で、肩をつかんで引きずり倒し、頭を足で複数回蹴るなどの暴行を加え、男性に右親指骨折や頭と腕に打撲などのけがを負わせた疑い。調べにおおむね容疑を認めているが「バールで殴ったのは1回」など一部否認している。 同署によると、男は出勤先の解体作業現場に男性が遅刻してきたことや謝り方に腹が立ったなどと説明しているという。男性は暴行を受けた後に会社を退職したという。