実在する警察署の代表番号など悪用した特殊詐欺 富山県内でも30代男性が約70万円だまし取られる被害

全国で、実在する警察署の代表番号などを悪用した特殊詐欺が多発する中、富山県高岡市の男性が警視庁の警察官をかたる男らにおよそ70万円をだまし取られました。 高岡市の30代の男性は、今月15日、警視庁捜査二課の警察官を名乗る男から「奈良県警で逮捕した犯人の家宅捜索で、あなた名義のキャッシュカードを押収した。あなたを詐欺の共犯とみている」と電話を受けました。 番号の末尾は、全国の警察署で電話番号として使われている「0110」で、その後、奈良県警の警察官を名乗る男からLINEで、金融庁指定の口座に振り込むよう言われ、男性は、73万円を振り込んだということです。 全国では、警察署の代表番号と同じ番号を偽装したとみられる不審な電話が多発し、県内でも、今年、4件確認されているということです。

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