尹大統領の初公判は4月14日 内乱首謀罪、起訴内容を否認

【ソウル共同】韓国で「非常戒厳」宣言を巡り内乱首謀罪に問われた尹錫悦大統領の第2回公判準備手続きが24日、ソウル中央地裁で開かれ、初公判の期日を4月14日に決めた。地裁は尹氏側が起訴内容を否認する趣旨の意見書を提出したことも明らかにした。尹氏側は、戒厳令は大統領の統治行為で内乱罪には当たらないと主張している。 尹氏本人は出廷しなかった。尹氏は1月に現職大統領として初めて逮捕、起訴され、第1回手続きには出廷した。3月上旬に同地裁が捜査手続きを問題視して勾留取り消しを認め、釈放された。 尹氏は、罷免の是非を判断する憲法裁判所の弾劾審判が2月に結審。近く決定が言い渡される見通し。

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