動画投稿サイト「FC2」でわいせつ映像を不特定多数の人が閲覧できる状態にしたとされる事件で、わいせつ電磁的記録陳列などの罪に問われたFC2創業者の被告の男(51)の初公判が24日、京都地裁であった。男は罪状認否で、「事実関係は争わないが、私が米国で生活していたので犯罪という意識は薄かった」と述べた。 起訴状などによると、男は、FC2を共に管理運営する会社役員ら3人と共謀し、2013年6月19日、男が管理するサーバーに大阪市内からわいせつ動画を送信させて記録し、インターネット上で不特定多数が閲覧できる状態にするなどした、としている。 京都府警は15年、海外に住んでいた男の逮捕状を取得。昨年11月、帰国のため韓国から関西国際空港に到着したところを逮捕した。