3月24日夕方、浜松市中央区で軽トラックが小学生の列に後ろから突っ込む事故があり、女児1人が死亡したほか、別の女児1人が重体となっている。警察は運転していた男を現行犯逮捕したが、男は「なぜぶつかったかはわからない」と話しているという。 3月24日午後4時半過ぎ、浜松市中央区館山寺町にある浜松市動物園の入り口交差点付近で、軽トラックが路側帯に突っ込んだ後、近くにいた小学生の集団に衝突する事故があった。 警察によると小学生と軽トラックはいずれも緩やかな下りカーブを南から北に向けて進んでいて、軽トラックは小学生の隊列に後ろから突っ込んだと見られている。 この事故で女児4人が病院に運ばれ、うち1人が死亡。 また、別の女児1人が意識不明の重体となっているほか、別の2人が軽いケガをした。 軽トラックを運転していた浜松市中央区協和町に住む男(78)は過失運転致傷の現行犯で逮捕されていて、調べに対して「運転中にケガをさせたことは間違いない」と事故を認めた上で「なぜぶつかったかはわからない」と話しているという。 警察は今後、容疑を過失運転致死に切り替えた上で事故当時の状況や原因を調べる方針。