三重県津市教育委員会は、覚醒剤を所持したとして逮捕・起訴された元課長の男を懲戒免職としました。 25日付で懲戒免職処分を受けたのは、津市教育委員会教育研究支援課の元課長、伊東和彦被告（52）です。 市教委によりますと、伊東被告は、2月26日に自宅で覚醒剤を所持した疑いで逮捕・起訴され、その後、覚醒剤を使用した疑いでも追送検されていました。 伊東被告は市教委の聞き取りに対し、「職場や学校に持ち込んだことはなく、自宅で使用した」と話し、覚醒剤の所持と使用を認めているということです。 逮捕当時、伊東被告は薬物乱用防止の指導統括も担当していて、森昌彦教育長は「普段から子どもと接する教職員を指導する立場で、あるまじき行為です」などとコメントしています。