大阪市内のタクシー乗り場で60代の男性を殴り、死亡させた疑いがもたれていた男性について、大阪地検は、不起訴処分としました。 22歳の男性は、去年12月、大阪市東淀川区のタクシー乗り場で、当時62歳の男性の顔を殴りケガをさせた疑いで現行犯逮捕され、その後、殴られた男性が死亡したため、傷害致死の疑いで送検されました。 警察によりますと、男性らはタクシーの順番をめぐって口論になったということで、逮捕された男性は調べに対し、「相手に殴られたので殴った」と話していました。 大阪地検は、3月27日付で不起訴処分とし、理由について「捜査の結果、証拠関係に照らした」としています。