福島市で、正当な理由がないのにバール1本を隠して携帯した疑いで男が逮捕されました。 特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律違反（指定侵入工具の隠匿携帯の禁止）の疑いで逮捕されたのは、住所、職業、氏名など不詳の40代から50代くらいの男です。 男は、業務など正当な理由がないのに、7日午後9時ごろ、福島市永井川地内において、政令で定める指定侵入工具であるバール1本を隠して携帯した疑いが持たれています。 警察によりますと、近くの住民から「変な人がうろついている」などと110番通報があり、付近を捜査していたところ、通報内容と身長や服装が似ている男を見つけました。 その後、男に職務質問をし、持っていたかばんの中からバールを発見したということです。 男は、身分証明書などは所持しておらず、容疑は認めましたが、それ以外のことについては、黙秘しているということです。 警察は、事件の経緯を調べるとともに、市内の防犯警戒を強化しています。