ワトソン容疑者、国際手配停止か 反捕鯨団体が声明 仏報道

【パリ時事】反捕鯨団体シー・シェパード(SS)は8日、日本の調査捕鯨に対する妨害行為で国際手配された創設者ポール・ワトソン容疑者(74)が、国際刑事警察機構(ICPO)から手配の一時停止について通知を受けたと発表した。 容疑者が滞在するフランスのメディアが伝えた。 ワトソン容疑者を巡っては、海上保安庁が傷害や威力業務妨害の疑いで逮捕状を取り、国際手配。同容疑者は2024年7月、寄港先のデンマーク領グリーンランドで拘束されたが、当局の判断で同12月に釈放され、手配に抗議していた。 報道によると、SSはワトソン容疑者の拘束を求める「赤手配」がICPOの情報システム上で一時停止されたと説明。手配の妥当性に関する調査を経て今年6月以降に「最終決定」が下されるという。

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