カンボジアの特殊詐欺グループのリーダーとして逮捕された男が、より多くの金をだまし取るために、詐欺の手口を変えていたとみられることがわかりました。 山口哲哉容疑者(46)は2022年9月、仲間と共謀して、大阪市の女性(当時74)に医療費の還付金があるなどと嘘の電話をかけて、約30万円を振り込ませたなどの疑いがもたれています。 警察によりますと山口容疑者は当初、金が戻ってくるなどと、還付金詐欺の手口をとっていました。しかし、より多くの金をだまし取ろうと、「裁判を回避するために未払い金を支払う必要がある」などと架空料金を請求する手口に変えたということです。 山口容疑者は容疑を否認しており、カンボジアを拠点にした特殊詐欺グループのリーダーとみられています。(ANNニュース)