東京・八王子市にある霊園内の路上で、金を奪うために男性を鉄製の棒で殴り、殺害しようとしたとして、警視庁は19歳の男2人を逮捕しました。 強盗殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、19歳の会社員の男ら2人です。 2人は今年2月、八王子市緑町にある霊園内の路上で、40代の男性から金を奪おうと暴行を加え、殺害しようとした疑いがもたれています。 警視庁によりますと、2人は茂みに隠れていて、自転車で帰宅途中の男性が通りがかると、長さ120センチほどある鉄製の棒などで襲いかかったということです。 2人は「頭をやれ、脳をやれ」と言いながら、転倒した男性の頭や顔を棒で複数回殴ったということです。男性は右の頬を骨折するなど重傷です。 犯行の際に、車が現場を通りがかったため、2人は何も奪わずに立ち去ったということです。 取り調べに対し、会社員の男は「金が欲しかった」と容疑を認め、1人は黙秘しています。