4月10日、特急列車で車掌の胸を押した自称・札幌市豊平区に住む無職の女(41)が、暴行の現行犯で逮捕されました。 女はJR函館線の午前10時56分札幌発、函館行き特急北斗10号に乗車。長万部~八雲駅間を走行していた午後1時30分ごろ、30代の男性車掌の胸を両手で押しました。 警察によりますと、女は列車の通路を何度も行ったり来たりし、不審な行動をとっていました。この様子をみた車掌が女に近づくと、暴行を加えてきました。 列車が八雲駅に到着後、通報を受けて駆け付けた警察官が車内で女を逮捕しました。 警察の調べに女は「近づいてきたので押しました」と話しています。 JR北海道によりますと、列車は約50分後の午後2時20分ごろ運転を再開。この影響で最大46分の遅れが発生し、約300人に影響が出ました。