「オレオレ詐欺」リクルーター役の男(18)の逮捕 「息子が闇バイトをしているかもしれない」“受け子”の母親からの相談で関与が浮上 警視庁

孫からの電話を装う「オレオレ詐欺」で、愛知県に住む高齢女性3人からあわせて現金500万円をだまし取ったとして、リクルーター役の18歳の男が警視庁に逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、東京・東村山市に住む「オレオレ詐欺」のリクルーター役の男(18)で、去年12月、孫を装って「鞄を紛失した。至急お金が必要」などと電話をかけ、愛知県に住む70代から80代の女性3人からあわせて現金500万円をだまし取った疑いがもたれています。 警視庁によりますと、この事件の「受け子」をしていた都内の男子高校生(16)の母親から「長男が闇バイトをしているかもしれない」「『書類とお金を届けると3万円もらえる』と話していた」などと相談があり、警視庁が共犯者について捜査を行っていたところ、この男(18)の関与が浮上したということです。 リクルーター役の男(18)は「詐欺グループの指示役に紹介したことは間違いないが、私には報酬などはありませんでした」と容疑を一部否認していますが、警視庁は報酬として少なくとも10万円を受け取ったとみて捜査しています。

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