少年らによる特殊詐欺グループが摘発され、リクルーター役とみられる少年が逮捕されました。摘発のきっかけは、受け子の少年と母親の会話でした。 警視庁によりますと、東京・東村山市の18歳の少年は去年、仲間と共謀して、3人の高齢女性に孫を装って、「カバンをなくして金が必要」とウソの電話をかけ、あわせて現金500万円をだまし取った疑いがもたれています。 少年はグループのリクルーター役とみられ、調べに対し容疑を一部否認しているということです。 このグループでは、受け子の男子高校生がすでに書類送検されていて、この高校生が「書類を運ぶだけで3万円」と話したり、スマホに秘匿性の高いアプリ「シグナル」が入っているのを見た母親が不審に思って警視庁に相談し、事件が発覚したということです。