横浜市青葉区の住宅で男性が殺害され現金が奪われた強盗殺人事件で、神奈川県警は19日、実行役の男を逮捕しました。 強盗殺人の疑いで逮捕されたのは、千葉県印西市に住む自称・個人事業主の寳田真月容疑者(22)です。 県警によりますと、寳田容疑者は今月15日頃、横浜市青葉区の住宅に侵入し住人の後藤寛治さん(75)に殴るなどの暴行を加えて全身打撲による出血死で死亡させた上、現金20万円を奪った疑いがもたれています。 寳田容疑者は「実行役」で犯行当時、車を運転していて現場の住宅にも立ち入ったということです。また、県警は寳田容疑者が所有する車両を押収しました。 調べに対し、寳田容疑者は「指示役との連絡用に秘匿性の高い通信アプリを使用した」と容疑を認めているということです。 県警は、寳田容疑者も含め「実行役」は3人いるとみていて、ほか2人の行方を追うとともに、首都圏で相次いでいる闇バイトを実行役にした一連の事件との関連を捜査しています。