連れ子を盗撮…少人数で性的画像をSNSで共有 摘発までの難しさ

SNSなどを介して子どもの性的な動画や画像が共有される違法行為の摘発には、大きなハードルがあるといいます。 もしも、身近な子どもたちの性的な画像や動画が、知らない間にインターネット上に流出してしまったら。そんな恐ろしい事態が現実に起きています。 16日、名古屋地裁一宮支部で有罪判決を受けた48歳の無職の男。 起訴状などによりますと男(48)は去年、当時14歳だった妻の連れ子の裸を自宅の浴室や脱衣場で7回にわたり小型カメラで盗撮した上、その撮影した動画をSNSのグループに投稿してグループのメンバーに提供した「性的姿態撮影等処罰法違反」や「児童ポルノ禁止法違反」の罪に問われています。 これまでの裁判で検察側は、「賞賛を得たいなどの理由でSNSのグループを作成し、同じ趣味を持つ人を参加させグループ内で児童ポルノのデータを提供し合っていた」などと主張し、懲役2年を求刑。 名古屋地裁一宮支部は「児童を性的行為の対象とする風潮を助長する悪質な犯行」とした一方、「被害者と示談が成立している」などとして男に懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡しました。

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