亡くなった親族の「駐車禁止等除外標章」で駐車か 偽計業務妨害容疑で72歳社長を逮捕

他人名義の「駐車禁止等除外標章」を用いて不正に路上に駐車し、駐車監視員の業務を妨げたとして、警視庁渋谷署は、偽計業務妨害の疑いで、東京都目黒区の人材派遣会社社長、寺中雄二容疑者(72)を逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。 逮捕容疑は3月4日と13日、渋谷区渋谷の路上で、駐車違反の取り締まりを逃れようと、他人に交付された駐車禁止等除外標章を車両のダッシュボードに掲げ、駐車監視員が行う業務を妨害したとしている。 標章は身体障害者らに交付され、掲示することで原則、駐車規制の対象外となる。署は寺中容疑者が、亡くなった福岡県の親族名義の標章を何らかの形で入手し、掲示していたとみて調べている。 福岡県の標章を使ってたびたび駐車している不審な車両があるとの情報が寄せられ、発覚した。

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