暴行の疑いで16日に書類送検されたのは、タレントのデヴィ夫人ことデヴィ・スカルノさん。 デヴィ夫人は2025年2月、東京・渋谷区の飲食店で、自身の事務所の女性従業員に対してグラスなどを投げつけた疑いが持たれています。 当時、店で開かれていたのは事務所関係者など6人ほどでの送別会。 その食事中、デヴィ夫人は退職予定だった女性と今後の活動方針を巡って口論となり、持っていたグラスを投げつけたということです。 女性はデヴィ夫人の政治活動に反対していたといいます。 このトラブルがあった2025年2月、デヴィ夫人は記者会見を開き、政界進出を表明しました。 政治団体「12(ワンニャン)平和党」を設立し、自ら党代表に就任。 そのうえで2025年夏の参議院選挙に立候補する考えを表明したのです。 デヴィ夫人(2025年2月): 人生の集大成として、政界に一石を投じようと立ち上がりました。 デヴィ夫人の事務所を巡っては、2017年、経理担当者が口座から現金約2200万円を着服したとして逮捕・起訴されています。 デヴィ夫人(2019年2月): 犯罪者はあんなにウソ八百並べるのかとびっくりした。あきれ返りました。給料を一度ももらったことがなかったみたいな…何を言ってるのと思った。会計士がボランティアですると思いますか?何年間も…。反省は絶対にしてない。 事務所従業員の送別会で起きた今回のトラブル。 グラスを投げつけられたという女性にけがはありませんでした。 警視庁の調べに対し、デヴィ夫人は「グラスなどは投げつけておりません」と容疑を否認しています。