19日午後4時半ごろ、福岡地方検察庁の同行室で、被留置者が意識のない状態で見つかりました。 今月18日に粕屋警察署に殺人未遂の疑いで逮捕された福岡市博多区の45歳の男で、衣服で首を吊った状態だったということです。 警察によりますと、男は19日午後1時12分に福岡市中央区六本松の福岡地検に到着。 午後4時15分にはイスに座っているのを留置勤務員が確認していて、特に変わったところはありませんでした。しかし、その10分後の午後4時25分には着用していた上衣服で首を吊った状態だったということです。 自殺を図ったとみられています。 どのような服で、どこに引っかけていたかなど詳しいことは公表できないとしています。 男は福岡市内の病院に運ばれて治療を受けていますが、意識不明の重体です。 警察によりますと、男は今月6日の深夜、福岡県志免町の路上で面識のない20歳の女性に首を締めて持ち上げる暴行を加え、殺害しようとしたとして粕屋警察署が今月18日に逮捕していました。 男と女性に面識はなく、首を絞められた女性は腕を振り払って逃げることができたものの、首や膝に軽傷を負ったということです。 取り調べに対し、男は「逮捕された理由が分かりません」などと話し、容疑を否認していました。