熊本市の小学校に不法に侵入したとして逮捕された50代の男が、複数の児童の上履きに尿をかけて汚した疑いで追送検され、4月22日付で略式起訴されました。 4月15日付で器物損壊の疑いで書類送検されたのは、熊本市中央区国府に住む会社員の男(51)です。 男は3月20日の午前0時ごろ、熊本市中央区の託麻原小学校で、複数の児童の上履きに尿をかけて汚した疑いが持たれています。 警察などによりますと、事件後に被害に気付いた児童が学校に報告し、学校が警察に被害届を出していました。 男はこの学校へ不法に侵入したとして、建造物侵入容疑で4月1日に逮捕されていました。学校の防犯カメラには男が放尿する様子が映っていて、警察の捜査の結果、上履きから人の尿の成分が検出されたということです。 警察の調べに対し男は容疑を認めていて、4月22日付で熊本簡裁に略式起訴されました。 警察は動機について「児童の心情を配慮して公表を差し控えたい」としています。