大阪府警名乗る男がLINEで逮捕状の画像…「逮捕を免れる」と現金を要求し30歳代女性が27万円だまし取られる被害

三沢警察署によりますと、4月21日、青森県内に居住する30歳代の女性のスマートフォンに、+29から始まる電話番号から着信があり、大阪府警生活安全課を名乗る男から ・犯人グループを捕まえたが、犯人の自宅からあなたのキャッシュカードが出てきた。 ・捜査二課の者と代わるなどと言われました。 大阪府警捜査二課のミキノリヒラを名乗る男に電話が代わり、女性は ・通信状況を確認するのでLINEアカウントを登録してください。 と言われ、指示されたLINEアカウント「(わ)16053」を登録したところ、同アカウントを利用したミキから、LINEのビデオ通話で警察手帳を見せられ、LINEメッセージで逮捕状の画像の送信を受けました。 その後、ミキから検事を名乗る男にビデオ通話が代わると、男から ・あなたのお金が犯罪に使われたか調べる。 ・指定した口座に入金すれば紙幣番号から調べられる。 ・犯罪のお金でなければ逮捕を免れる。 ・調査が終われば返金する。 と言われ、女性は自宅からインターネットバンキングを利用して指定された大手金融機関の個人名義口座に、現金27万円を振り込みました。 その後、女性が親族に相談したところ詐欺を指摘され、被害に気付いたということです。 警察はLINEを使用した事情聴取のほか、現金の振込を指示したり金品の要求をすることは絶対にないとして注意を呼びかけています。

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