ビデオ通話には警察の制服を着た女が… 50代女性が現金36万円の特殊詐欺被害に 警察官や検事を名乗る男などが次々と…(山形)

警察官を名乗る手口の特殊詐欺が県内でも確認されていて、警察が注意を呼び掛けています。 きっかけとなった電話は番号の末尾が「0110」で警察を装うもので、ビデオ通話には警察の制服を着た女が出ていました。 警察によりますと今月14日、山形市に住む50代の女性のスマートフォンに末尾が「0110」の番号から電話がありました。 女性が電話に出ると大阪府警を名乗る男が出て、「捕まえた犯人があなた名義の口座を作っていた」などと言いLINEのビデオ通話をめてきたということです。 ビデオ通話では画面に警察官の水色の制服を着た女が写り、警察手帳のようなものを見せ、その後女性に、女性の名前が記載された逮捕状の画像が送られてきました。 その後、電話は検事を名乗る男に替わるなどし「口座の紙幣番号を確認する」などと言われたことから女性は指定された口座に現金36万円を振り込みました。 女性が大阪府警に電話したところ、被害がわかったということです。 警察では警察官がSNSのビデオ通話で聞き取りを行うことはないとして注意を呼び掛けています。

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